北海道大学 英語
北海道大学
寸評
東大、早慶上智と比較すると英文は易しく、内容理解系の設問は得点できます。comprise のような難しい語彙を少し混ぜて合否の差をつけようとしていることが窺えます。3-Aで inability や4など品詞を大切にしている印象です。英語学習の基本を大事にしてきてという意図が垣間見えます。
出題形式・テーマ
問題番号 | 形式 | 語数 | テーマ |
---|---|---|---|
1 | 読解 | 875 | シングルストーリーの危険性 |
2 | 読解 | 850 | 移住とその要因について |
3 | 英作文 | 492 | 自動翻訳に関する英文補充と自由英作文 |
4 | 語彙補充 | 921 | 男女の性差に関する大学生2人の会話と要約 |
- 語数は英文のみをカウント。
語彙レベル
問題ごとに各レベルの単語の英文カバー率を記載しています。
問題番号 | 1 | 2 | 3 | 4 |
---|---|---|---|---|
K-1 | 84.6% | 74.9% | 70.1% | 85.0% |
K-2 | 7.1% | 11.3% | 14.2% | 9.3% |
K-3 | 4.5% | 9.2% | 13.8% | 4.3% |
K-4 | 1.3% | 1.8% | 0.2% | 0.9% |
K-5 | 0.6% | 1.5% | 0.2% | 0.1% |
K-6 | 0.2% | 0.8% | 0.2% | |
K-7 | 0.8% | 0.1% | 0.3% | |
K-8 | 0.1% | 0.1% | ||
K-9 | 0.1% | |||
K-10 | 0.1% | |||
K-11~ | 0.8% | 0.2% | ||
~K-3カバー率 | 96.1% | 95.5% | 98.2% | 98.7% |
- 標準的な英文では、高頻度語3,000語(K-3まで)で94~95%カバーできると言われています。
- 語彙レベルには British National Corpus (BNC) を使用しています。Compleat Web VPで調べたものを掲載しています。
- K-1は最も出現頻度の高い1,000語、K-2は続いて頻度の高い1,000語、K-3はK-2の次に頻度が高い1,000語というように、頻度の高い順に1,000語ごとに分けられています。